仕事でやる気が出ないときの飲食関係者の対処法【6つあります】

仕事のやる気が出ないない人「仕事に行くのが嫌だなぁ。なんだかやる気が出ないなぁ。でも休んだら迷惑をかけるしなぁ…。こんな時にはどうしたらいいのかなぁ。何かコツがあるのなら知りたいです。」

今回はこのようなお悩みに回答します。
本記事の内容

仕事でやる気が出ないときの飲食関係者の原因と対処法【6つあります】
自分自身と向き合いながらプロ意識を持つ【3つのポイント】
現状の仕事内容を見直す

この記事を書いている私も何度も同じような経験があります。

✅ちなみに結論ですが

悩みがあれば一人で抱え込まない。
物事の考え方をプラス思考にする。
自分から進んで職場環境を整える、または変えてみる。

私自身35年以上調理業界に身を置いて、様々な経験からこの記事を書いていますので、参考になるとうれしいです。

飲食関係者の仕事でやる気が出なくなるときの原因と対処法【6つあります】

飲食関係者の仕事でやる気が出なくなるときの原因と対処法【6つありますあ

飲食業界に関わる全ての人が陥りやすい6つの「やる気の出ない」を解説します。

①ミスをしたとき
②業務量が多すぎる
③人間関係がつらい
④怒られた
⑤仕事がうまくいかない
⑥仕事がつまらない

ミスをしたとき

人間だれしもミスはあります。

例えば食材や資材の発注ミス。
資材ならまだ場所は取りますが保管出来れば問題はないのですが、問題は食材です。食べ物は賞味期限がありますので置いておくにも限りがあります。

こんな時は本当に頭の中が真っ白になります。

そもそもミスをする原因として考えられるのは

○その仕事に不慣れである。
○集中力の欠如
○複雑な仕事内容。
○スキル不足。

が考えられます。

ですのでもしミスをしてしまったらその人が一人で抱え込まずに迅速に報告する、と言うことが肝心です。

ミスをしたら直ぐに同僚や上司、お客様に対してもミスをしたら同様に誠心誠意謝ることが大切です。
また、同じ事が起きないような対応策も考え実行する事です。

業務量が多いとき

けっこう人柄が良い人がなりやすいです。

何にでも快く「ハイ」と返事をして受け答えしてくれる人です。

そんな人はついつい周りから仕事を持ってこられがちです。

周りはその人の作業量を考えないまま、たくさんの仕事を持ってきたりします。

そんな時は一人で処理しようとは思わず、素直に「できません」と言うか、助けを求めましょう。

やはり自分から言わないと相手もわかってくれません。

人間関係がつらいとき

この問題は一番つらいかもしれません。
現に退職や転職の1位の理由と言われています。

①セクハラやパワハラ
②同僚や上司、お客様がつらい

①セクハラやパワハラ。
これはもう論外ですね。

もしこれらを受けているのでしたら、会社や社会的な機関に相談するのが一番です。
ひとりで抱え込まないでその状況を変えていきましょう。

②同僚や上司、お客様がつらい。
厳しい上司や先輩で職場環境がつらい。またある特定のお客様がつらい。

まず職場環境でしたらなぜそのような現場の雰囲気になったのかを考えてみましょう。

もし出来るのならばいつもとは違う接し方で雰囲気が変わることもあります。

まずそれを試してみてそれでもまだダメならば会社に相談しても良いと思います。

またお客様でしたらそれはもう仕事と割りきって接客するしかありません。
また不思議なもので、ふとした時に印象がガラッと変わる時がありますから。

相手も人間ですそして人間は気分の生き物です、良い時もあれば悪い時もあります。

そこら辺を見極めて相手の気分の良いときにガッチリ心を掴みましょう。

怒られたとき

これは誰でも凹みます。

イヤだ!つらい!逃げ出したい!と思うものです。

けどなぜ怒られてのでしょう?そこを冷静に考えてみましょう。

もし上司に怒られたのでしたらそれはあなたに期待してるからでは?あなたになら出来ると思っているからではないでしょうか?ならばそれも一つの愛情表現と思い心機一転再チャレンジしてみてはどうでしょうか。

ミスは過去のこと!過ぎ去ったこと!ボジティブに考え、仕事のミスは仕事で取り返すつもりで前進してみましょう。

仕事がうまくいかなかったとき

リズムが上手く噛み合わず、仕事がうまくいかない時はだれにでもあります。

慣れている仕事のはずなのに、初歩的な失敗でヘマをする。

しかしその事だけにとらわれているとまた同じ失敗を繰り返すだけです。

反省すべき点は反省して、どのポイントでミスをしたのか冷静に振り返り次はうまくやってやると前向きな気持ちで前進するしかありません。

その前進の先にはスキルアップしたあなたの姿が必ずあります。

仕事がつまらない、やりがいがない

毎日同じこと同じルーティンで仕事をしていると、時間の組立ては立てやすいのですが繰り返しという事、同じことの繰り返しが原因で仕事がつまらなくなったりするのです。

そこでなんでも良いので小さな変化や、小さな目標を立てるのです。

そつなくこなすのも仕事かも知れませんが、仕事に取り組んでこそやりがいが出てくるのです。

自分自身と向き合いながらプロ意識を持つ【3つのポイント】

自分自身と向き合いながらプロ意識を持つ【3つのポイント】

相手(同僚やお客様)の立場になって物事を考える。

やはり仕事のやる気がでないという時は、自己中心的な考えになっている時です。

そこでその時にこそ改めて相手の立場になって相手のことを思うようにする事なのです。

飲食業界はサービス業です。お客様に喜んで食事をしていただいたり、商品を買っていただき満足していただくのが仕事です。

つねにいかにすれば相手が喜んでくれるかと考えた上での行動をすれば今よりもさらに高いレベルにいき、そのことによりお客様の笑顔を見ると言うこの仕事を始めるにあたっての原点を再確認出来ます。

その事で自ずとやる気も出てきます。また同僚や上司に対しても、接客の練習と思いながら、これも相手がいかにして喜んでくれるかと言うことを念頭に置けばできる行動だと思います。

原因と結果を意識して、全てのことはつながっていて意味があると意識する。

会社や店に入り働きだして思う事ですが、「思っていた仕事と違う」とか「自分のやりたい仕事と違う」とか思いがちです。

しかしこれも自己中な考えなのです。

仕事は全て華やかさばかりでは無く、地味な裏方の仕事が大半です。

なのでここでもネガティブ思考は取り除いて、何ごとにも意味がある!この仕事を覚えることによりさらにひと回り大きくなる自分自身を想像しながら働くのです。
そうすることによりやる気がでてきます。

プラス志向になる。現状起きている事柄は事実なので捉え方をボジティブに前向きに考える。

先ほどでも書きましたが、やはり人間気の持ちようなのです。

ネガティブな考えはやめて、つねに前向きポジティブな考えがやる気や結果につながってきます。

物事の捉え方をどう捉えるかなのですが、やはり何事に対してもプラスに考えることにより、結果が変わってきます。

何よりも目の前のことや状態というのは事実であり、現場なのですから。

もう過去に帰ることはできないのです、なので自分の考えをプラスに考えた方がモチベーションも上がり、やる気にもなります。

現状の仕事内容を見直す。

現状の仕事内容を見直す
現状の仕事内容をガラっと変えることは難しいかも知れませんが、これもやる気を出す方法です。

仕事の断捨離(業務の効率化)

効率よく仕事をするために、やる事やらない事を分けたり、合理的に作業ができるように、オペレーションを見直したりすることです。

例えば食品工場やある程度の規模の店舗ならばHACCP(ハサップ)の帳票をつける事が義務になっていますが、全員が目にして手に取れるところに、その帳票を項目ごとにバインダーなどでとじチェックしやすいようにするとかです。

そうすれば自然とチェック漏れは無くなり、責任者も確認しやすくなります。

そして全員がチェックすることを意識する事により二重三重の衛生管理となりますし、全員参加という事でやる気や動きやすさにつながれば最高です。

仕事の割り振りを見直す。

作業分担を効率よく進めることもお勧めです。

ある程度の担当者も必要ですが、複数人が働いている厨房やホールでは大方の作業を全員ができるということも必要なります。

厨房で料理を作っている人も、手が空いていればレジを打つとかです。

ある程度オールマイティーで働くことも、やる気を出すことにつながります。

職場環境の見直し。(効率の良い配置)

環境の整理や動線の見直しをします。

つまり整理整頓です。ごちゃついてる作業環境は見た目にも悪いですし、不衛生で非効率的です。

あと簡単なところで言うと、出したものは直ぐに元の場所に戻すとかです。

そのことによりスムーズな仕事運びができ、ひいてはやる気にもつながってきます。

まとめ

仕事に対するやる気ですが、要は自分の気持ち次第が大部分です。

なのでつねにポジティブに物事を考えて、仕事ができると言うありがたさに感謝する事です。

ただ「体調不良でやる気がでない」は別です。

無理して働いても病気が長引けば何倍も周りに迷惑をかけます。

その時は無理せず上司や会社に事情を説明して、病院に行く事です。

自己判断は禁物です。寝たら治るはダメです。

しっかり病院で診断してもらい、ゆっくり休みましょう。

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いている私は、「Kitchen Y」と言うオンラインクッキングスクールを運営し、様々なレシピを主軸に調理や飲食業界のことなどを幅広くブログで発信しています。

経歴
大阪で老舗のチーズ専門レストランに6年勤務。
居酒屋兼食堂を15年経営
某FCチェーンのカフェの店長を10年勤務。

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山下 景史

調理師&料理家として37年以上の豊富な経験を持ち、居酒屋・食堂経営から雇われでカフェ店長まで、様々な仕事を経験。簡単かつおいしい料理レシピの提案と調理に役立つヒントを積極的に発信しています。大阪市内に在住し、家族は妻と可愛いい8歳の娘との幸せな時間を大切にすることが最優先!料理を通じて人々との素晴らしい“食の旅”を共有することに喜びを見出しています。

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