調理師とはどのような仕事内容なのか?【調理師として生きる!方法】

調理師として仕事に付きたい人「調理師って一言で言ってるけど、いったいどんな仕事なのかな?料理を作るだけ?和洋中の料理を全部作れないといけないの?そもそも調理師ってどうやってなれるの?」

今回はこのようなお悩みに答えます

✅本記事の内容

⬛️調理師を仕事として生きる!調理師とはどのような仕事内容なのか?
⬛️調理師と料理人の違い
⬛️調理師免許とは別の他の資格/p>

この記事を書いている私は、現役の調理師です。

そんな私ですが調理師になるために専門学校に通ってなったわけではありません。料理の仕事をするようになったのも最初は高校生の時代、居酒屋でアルバイトをしたのがキッカケでした。

この記事は調理師になろうと決めた時を、懐かしいと思い出しながら書いています。
少しでも参考になれば嬉しです。

✅ちなみに、先に結論です。

・調理師とは調理師免許を持っている人
・調理師に向き不向きの人がいる。
・調理師免許以外、いろいろな資格がある。

調理師としての仕事!調理師とはどのような仕事内容なのか?

調理師としての仕事!調理師とはどのような仕事内容なのか?

調理師ってどういう人?

調理師とは?

そもそも調理師とは各都道府県の国家試験に合格した人、すなわち調理師免許を持っている人のことを指します。

和洋中の各分野の栄養や調理、そして調理技術を取得した人のことです。

ただ料理を作ったり、飲食店を開業して営業することに、調理師免許が絶対いるとは限りません。

各保健所の許可があれば営業はできます。

しかし調理師免許があれば、飲食業界で働くには有利にはなりますし、開業するときは「食品衛生責任者」の申請ができます。

調理師の仕事と主な勤務先

調理師の仕事は料理を作るのは当然ながら食品の管理や衛生面の管理、他に調理スタッフがいるのならその人たちの事にも気をまわすなど幅が広いと言えます。

特に衛生管理には食中毒のこともありますので、神経を尖らせないといけません。

勤務先は幅広く調理に関わる場所全般なので、例えば規模の大小を問わず食堂やレストラン、学校や病院の食堂、給食センターやまたは自営業の所に雇われたり、もしくは自分で開業するのもそうですね。また料理教室や専門学校の講師など働く場所は様々あります。

調理師を仕事にするには、こんな人がお勧め

・料理を作る事が好き
・料理で人を喜ばせたい
・作るのも当然ながら食べることも大好き。
・自分の店を持ちたい

料理を作る事が好き

これは当然ですよね。料理を作る事が大好きな人、料理を作る事が苦痛でない人です。これは基本中の基本です。

料理で人を喜ばせたい

自分の料理を食べた人が笑顔になることは、調理師冥利につきると言っても言い過ぎではないと思います。美味しそうに幸せそうに食べている姿は「調理師になって良かった」と心の底から思います。

作るのも当然ながら食べることも大好き。

やっぱり料理を作るのと同じように食べることも好きなほうがいいですね。料理の研究(味や盛り付け)のために自分で作ったり、食べに行ったり。自分のスキルアップには欠かせません。

自分の店を持ちたい

これは未来の明確な目標がある人は、その目的のために真剣で真面目に仕事に打ち込むからです。やはり仕事の伸びかたが違います。

調理師の仕事、こんな人は向いていない

・不衛生な人
・作り方がその都度ちがう人
・味見をしない人

不衛生な人

これは論外です。「人は外見で判断をしてはいけない」と言いますが、見た目清潔感がない人はダメです。髪型や指の爪、健康的な顔色や笑顔、これらがそろっていないとやはり調理師に向いているとは言えません。

作り方がその都度ちがう人

作り方が毎度違ったり、いつもの料理の入っている食材を変えたり(牛肉が鶏肉になっていたり)切り方や盛り付け方がその都度違ったり、とにかくアレンジが極端な人です。その人個人の店ならいいのですが、ちゃんとマニュアルやその店の店主や料理長と違う商品を提供する人は本当にダメです。食べに来ている人はいつもの商品を期待しているのですから。

味見をしない人

いつも作っているからと言って、味見をしない人調理師として向いていません。先ほども言いましたが、その飲食店ではお客様はいつもの味(その店の味)を期待する人が来るのですから。味見をしないと商品の味のばらつきが出て期待を裏切る事になります。

調理師と料理人の違い

調理師と料理人の違い

調理師と料理人の違い、それは調理師免許を持っているかどうかの違いだけです。

最近は料理人の事を『調理士』と言ったりする事もあります。

ちなみに調理師免許を持っていない人が調理師を名乗ると、「調理師法」で罰せられます。

ただ私の主観でいわせてもらうと、「料理人」と言った方が食材や調理法にこだわって、料理を作る人というイメージがあります。なので調理師免許を持っている人が「料理人」と名乗っている場合もあります。

調理師免許以外のその他の資格

調理師免許とは別の他の資格

調理師としての仕事をすると同時に、様々な資格を持つかたもこの業界にはいます。

・ふぐ免許
・船舶料理士
・製菓衛生師
・栄養士
・フードアナリスト
・食育インストラクター
・介護食士
・野菜ソムリエ

一つずつ簡単に解説していきますね。

ふぐ免許

あの猛毒を持つふぐを捌くために必要な免許です。取得するにはまず、調理師免許が必要です。各都道府県により試験内容や難しさが違います。国家資格ではありませんが、当然無免許でふぐ料理をお客様に提供して万が一のことがあれば罰せられます。

船舶料理士

近海や遠洋の船上で、調理業務をする人が必要な国家資格です。

製菓衛生師

これも国家資格です。和菓子や洋菓子などを作るときに必要になるときもありますが、調理師免許と同じようにこの資格がなくても業務(作ったり、働いたりすること)は出来ます。

栄養士

これも国家資格です。調理師免許とは違い、専門の学校や、養成施設に行かないと取得できません。

フードアナリスト

こちらは民間資格です。4級から1級まであり、食に関するあらゆる幅の広い知識が求められます。資格を取得すると、調理師だけではなくフードライターやセミナー講師など活躍の場が広がります。

食育インストラクター

こちらも民間資格です。レベルが5段階に分かれています。これを取得することで食育の指導者として認知されます。

介護食士

調理師などが介護施設で働くときに取得したりする資格です。この資格を取る事により、介護を必要とする人に対しての食の知識が増え、食事を作ることの助けにもなります。介護施設で調理業務をするにあたり、必ず必要というわけではありません。

野菜ソムリエ

こちらも民間資格です。この資格を取る事で、野菜に関する目利きや知識が増え、調理師だけではなくフードライターやセミナー講師など活躍の場が広がります。

以上ざっと8つ並べてみましたが、他にもたくさん資格はあります。

まとめ

調理師の仕事は知識だけではなく、たくさんの経験も必要となってきます。なので最初は現場で働き経験を積むという事が大事になってきます。

なので調理師の仕事は下積み時代の経験の積み重ねが大事という事になってきます。その経験が自分の調理師としての幅を広げてくれます。

また調理師の仕事内容を述べてきましたが、何といっても自分が携わった料理や自分で作った料理で、”お客様が喜んでくれる”これが最高のやりがいであり喜びと思います。

キレイに食べていただいた空っぽのお皿を見たり、「美味しかったよ」の一言が調理師という仕事の最高の原動力だと思います。

以上最後まで読んでいただきありがとうございました。

挨拶

この記事を書いている私は、「Kitchen Y」と言うオンラインクッキングスクールを運営し、様々なレシピを主軸に調理や飲食業界のことなどを幅広くブログで発信しています。

経歴
大阪で老舗のチーズ料理専門レストランに6年勤務。
居酒屋兼食堂を15年経営
某FCチェーンのカフェの店長を10年勤務。

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山下 景史

調理師&料理家として37年以上の豊富な経験を持ち、居酒屋・食堂経営から雇われでカフェ店長まで、様々な仕事を経験。簡単かつおいしい料理レシピの提案と調理に役立つヒントを積極的に発信しています。大阪市内に在住し、家族は妻と可愛いい8歳の娘との幸せな時間を大切にすることが最優先!料理を通じて人々との素晴らしい“食の旅”を共有することに喜びを見出しています。

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