料理の時短テクニック!【おさえるポイントと楽するコツ】

「仕事・家事・育児、やることたくさんなのに、これから何品か料理を作らないといけないし」とか「もっと効率よく調理を進められないかしら?」とか「時短をするためにどんな下ごしらえをすればいいの?」このような事でお悩みのかたにお答えします。

結論

結局料理を作る上で時短になる事は、
そのとき作るレシピをしっかり把握して出来ることを同時進行させることです。
そのためには前もって下ごしらえをしておいたり、
調理家電を効率よく使うことです。
また出来るだけ洗い物を出さずに、
洗い物をしながら調理することを心がければ時短につながります。

✔︎本記事の内容

・料理時短、13のテクニック
・コツは5つアリ!これを知って時短をしよう
・料理は“仕込み”と“片付け”が肝心

料理時短、13のテクニック

料理時短のテクニック

料理の時短テクニックですが、一言でいって「効率」を重視することです。

ここでは料理時短のテクニック13点解説していきます。

1.食材は全て切っておく
2.その料理ごとに食材をまとめておく
3.茹でるものはお湯をよごさない順番で茹でる
4.ガスや電気の調理家電を効率よく使い、同時進行させる。
5.揚げ油などは少なめで調理する
6.“ながら”調理をする
7.下味などは出来るだけ同時にする
8.缶詰やパックの食材を使う
9.乾燥野菜や冷凍野菜を使う
10.洗い物をこまめにしてため込まない
11.出来るだけ2種類の料理を同時進行させる
12.インスタント食品を使う
13.宅配業者を使い買い物を済ませる

食材は全て切っておく

食材を作る料理に合わせて、先に切っておけばかなりの効率アップになります

最近は100均店に売っている調理器具にでも、野菜カッターがありますので
それらを使えばなおさら合理的に調理が捗ります。

その料理ごとに食材をまとめておく

先ほどの流れになりますが切り出した食材を使う料理ごとに、
ビニール袋やラップなどで包んで準備しておけば調理中に入れ忘れや探すこともなく
効率よく仕事が捗ります

茹でるものはお湯をよごさない順番で茹でる

どういうことかと言うと何度もお湯を沸かす手間を省くために、
お湯を使っていくと言うことです。

トマトの皮剥きのをしたらほうれん草を湯がき、
次にブロッコリーを湯がいて最後にゆで卵を作る・・・とかですね。

ガスや電気の調理家電を効率よく使い、同時進行させる。

フライパンを振る料理をしている時にも、
煮物や焼き物の調理は多少目を話しても大丈夫なので同時に調理ができます。

この同時進行が時短の大切なポイントなので、
出来るだけ活用させましょう。

私は大阪在住なので「“大阪ガス”や“関西電力”に仕事をさせる」と
よく言ってます(笑)

揚げ油などは少なめで調理する

揚げ物は油を少なくして、
「揚げ焼き」にすることでかなりの時短になります。

また使い切るほどの油を使用することで油の量も少なくて済むので、
揚げ油のロスもなくなり家庭で簡単にフライ物の料理を出すことが出来ます。

“ながら”調理をする

例えばサラダを作る時に
いちょう切りしたニンジンをゆで卵を湯がいている鍋に入れたりすれば、
同時の“ながら”調理ができますよね。

その時は必ず卵の表面を洗ってから湯がいてくださいね、
卵の表面には雑菌が付いていますので。

こう言った一つの工程で、複数の作業を行うと効率よく調理ができます。

下味などは出来るだけ同時にする

肉などに塩こしょうの下味をつける時、
炒め物をする野菜など重ならないように横に並べ、
高い位置から振りかけることで同時に味付けができます。

あと煮物のだし汁などは薄めの味付けで少し多めに作っておくと、
他の料理の汁物などに応用が効きます。

缶詰やスーパーの食材を使う

カットされたトマト缶などは、
生のトマトを使って調理するよりはるかに時短です。

最近はスーパーでも魚を目的別に切ったり、
さばいたりしてくれるので
使わないと言う手は無いですよね。

こう言った家庭での作業を買い物時にしてもらうことも、
時短につながります。

乾燥野菜や冷凍野菜を使う

乾燥野菜や冷凍野菜も調理の時短につながります。

干ししいたけなどは戻さないといけない場合がありますが、
ほとんどの物は調理する時に直接入れる事で、
料理できます。

特売されている野菜をたくさん買った時など、
時間を作って乾燥させたり、冷凍したりしておけば
後々の料理に役立ちますね。

洗い物をこまめにしてため込まない

野菜を触ったり肉類を触ったり、調理器具を触ったりと
手は常に何かを触ります。

次のアクションを起こす時に必ず手を洗うと思うのですが、
その時にこまめに流しにある食器や調理器具を洗うのです。

そうする事で最後に大量の洗い物が残らないので、
料理時間を早めに終了させることにもなります。

出来るだけ2種類の料理を同時進行させる

コンロの火口があれば煮物と炒め物ができますし、
オーブンなどがあれば大きさにもよりますが、
上下で違うものが焼くこともできます。

こう言った同じところでの同時進行は、
目を離さずにこなすことができるので合理的です。

そしてしっかり作り込むところに力を入れて、
省けるところは手を抜くということです。

ついつい完璧にと100%を目指しますが家庭では味さえちゃんとしていれば
多少出来栄えが70%であっても気にならないものです。

インスタント食品を使う

インスタント食品を使うのも選択肢では大いに「アリ」です。

仕事をされている方に全品手作りなど、そんな無茶は言えません。

インスタント食品を使うことは悪では無いですし、時短の一つに数えられます。

最近のインスタント食品は味の研究がよくされていて、
冷凍食品などは美味しく仕上がっています。

なのでこのインスタント食品を使って、
一手間かけてアレンジしたものを食卓に並べればOKです。

宅配業者を使い買い物を早く済ませる

コープ・生協の宅配などを利用して、買い物をする時間の短縮もできますね。

取扱商品も豊富で、食に対する取り組みもしっかりされています。

全国各地を網羅していますし、
あの重い荷物を持っての買い物から解放されることを考えると、
非常に便利だと思います。


コツは5つアリ!これを知って時短をしよう

コツは5つアリ!これを知って時短をしよう

・キッチンを片付けよう
・作る料理のレシピを熟読しよう
・賢い買い物と帰宅後すぐの下処理
・調理家電を使いこなそう
・乾燥野菜や冷凍野菜を賢く使おう

キッチンを片付けよう

我が家の台所は非常に狭いです。

その台所を効率よく使うためには、やはり片付けは必要です。

動線確保は必要最低限の条件です。

あとは使える棚や机を使い、効率よく調理しましょう。

作る料理のレシピを熟読しよう

「今日の晩ご飯のおかずはこれとコレとこれ!」
などと作る料理を決めたなら、
レシピは最初から最後まで必ず読みましょう。

使う食材や手順がわからなければ、
調理スケジュールを頭の中で組み立てられません。

効率よく料理するためにも、調理内容の把握は必要です。

賢い買い物と帰宅後すぐの下処理

買い物から帰ってきて、すぐに食材を冷蔵庫に入れるのはやめてください。

なるべく早くの冷蔵はわかるのですが、下処理できる物は先にしておきましょう。

また少しの仕分けをして冷蔵庫に入れるのと、
そのままポイポイ冷蔵庫に入れるのとでは
後々の作業効率にも響いてきます。

カゴやトレーを使って保存したり、買ってきたままのパックで入れるのではなく、
ラップや保存袋を使って冷蔵庫やチルド室、冷凍庫などに入れることで
後の仕事のしやすさが格段に変わってきます。

調理家電を使いこなそう

別に特別な調理家電を、買ってくださいと言ってるのでは無いのです。

多分どの家庭にでも電子レンジはあると思うので、コレを効率よく使いましょうと言うことです。

コロッケやポテトサラダなどでじゃがいもをボイルする時、
お湯ではなく皮を剥き小さく切ったものを電子レンジで調理すれば、
とても早く次の調理手順に移ることが出来ます。

またビタミンなど水溶性のものは、電子レンジで調理することで
効率よく身体に取り入れることが出来ます。

乾燥野菜や冷凍野菜を賢く使おう

乾燥野菜や冷凍野菜はすでにその野菜の細胞膜が壊れているので、
調理時間が早く済み、栄養価も生野菜より効率よく摂れることがわかっています。

また乾燥や冷凍させることで保存期間も長くなるので、
いざ作りたい時にそうやって保存していればすぐ使えるメリットがあります。

料理は“仕込み”と“片付け”が肝心

料理は“仕込み”と“片付け”が肝心

ここでは効率のいい仕込みと効率のいい片付けを解説します。

飲食店をしていてもほとんどが「仕込み」と「片付け」で、営業時間はほんの少しです。

家庭で言っても調理時間と片付けや洗い物の時間を足した物を比べて、
食事をしている時間はあっという間・・・に似ていますよね。

効率のいい仕込み

買い物からの帰宅後、前もって仕込みをしておけば、
作業効率が上がり調理をする仕事も早いです。

あらかじめ用意しておくことで、作業時間はグンと変わります。

一人前ずつラップで小分けにしておいたり、下味をつけて冷凍保存しておいたりと少しの手間が後々の時短につながります。

効率のいい片付け

調理との同時進行で洗い物をすることで片付ける時間も早くなり、
早く調理を終えることが出来ます。

またビニール袋を使って混ぜ物をすることでボウルを汚さずに済みますし、
味もしっかり隅々まで絡めることが出来ます。

そして普段の調理器具の置き方や、食器などの置き方も見直すことで時短につながります。

食べるときの食器をワンプレートにすることも、洗い物を増やさずに時短につながりますね。

小物やグッズの見直し

最近は台所用品の便利グッズが、あらゆる所から販売されています。

安いものもあれば結構高価なものまで。

人づてに聞いたりネットなどの情報で聞いたりもするでしょうが、
あまり踊らされるのも良くありません。

買ったはいいがあまり使わない物が台所にゴロゴロしていませんか?

新しくておしゃれな物を使いたいと思うのですが、
ぐっと我慢をして今までのを使いませんか?

もし今までのが使いづらくて新しいのが欲しいのなら、
必ず買い足したら以前のものは処分しましょうね。

キッチン周りを整理するだけでも、作業効率に関わりますから。

まとめ

料理の時短のテクニックは、日頃からの調理をしてるときの「自分への負担」を考え、
効率的に見直すことです。
また小さなことの積み重ねで時短は成り立ちます。
日々行うことですので漠然とこなすのではなく、
少しの疑問とアイデアを持ちながら料理をしてみてください。
調理時間を短くして、食卓でリラックスする時間をタップリ楽しみましょうね。

以上最後まで読んでいただきありがとうございました。

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山下 景史

調理師&料理家として37年以上の豊富な経験を持ち、居酒屋・食堂経営から雇われでカフェ店長まで、様々な仕事を経験。簡単かつおいしい料理レシピの提案と調理に役立つヒントを積極的に発信しています。大阪市内に在住し、家族は妻と可愛いい8歳の娘との幸せな時間を大切にすることが最優先!料理を通じて人々との素晴らしい“食の旅”を共有することに喜びを見出しています。

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