【必読!】大根の選び方と無駄にしない保存方法

いつも買い物に行って困っている人

いつも買い物に行って、鮮度のいい野菜を買いたい人「大根を買うときに、どんな大根を選んだらいいのかな?」「使いきれなかった大根はどう保存したらいいのかな?」

このような質問にお答えします。

一口に「大根」と言っても、種類は沢山あります。
ただ現在スーパーで売られている大根は、「青首大根」がほとんどです。

鮮度のいい大根の見分け方

鮮度のいい大根の見分け方

一本買いする時はまず全体を見てハリがあり、艶の良いものを選んでください。
青首大根というだけあって、葉元の部分が青みががった緑色をしていますが、
あまりにも緑色の濃いのは食感が悪いので、やめましょうね。

大根にある小さな毛穴が、真っ直ぐな物がいいのでそこもチェックポイントとなります。
一本丸ごと買ってきた時、葉付きならばしなびて無くみずみずしく、元気の良いものを選んでください。

葉の部分は捨てずにたべましょう。
葉の根元身を少し付けたぐらいギリギリに切ります。
葉の部分はビタミンAやβカロチンが豊富なので、漬物や炒め物や汁物にも使えます。

一本では多いという人は、スーパーでは2~3等分にされて売られていますので、それらを買うといいです。

ただ部位によって味や食感が違うので、闇雲に買うよりは用途により買った方がいいです。
詳しくは下記の保存の仕方に書きますね。

大根の冷蔵保存の仕方

大根の冷蔵保存

葉付きの場合は、葉の根元身を少し付けたぐらいギリギリに切ります。

本体が太くて大きいのなら、3等分に切って保存します。

切り口を乾かせたらダメなので、濡れた新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、
その上からラップで覆います。

冷蔵庫にできるだけ立てるようにして保管します。

大根は、年がら年中ありますが、冬に多く出荷される冬の食べ物です。
ですので寒さには強いですし、冷たい場所を好みます。

野菜室では無く、冷蔵庫保管でいいです。
葉元・中間・先端と味が違うので、調理の仕方もかわります。

葉元

甘みはここが一番強いので、生で食べるサラダや漬物をするのにいいです。

中間

真ん中部分だけあって、甘みと辛みのバランスがいいです。
煮たり焼いたりするのには一番いい部位ですね。

先端

水分量が少なく辛味が一番あります。
大根おろしにするには、この先端が一番いいですね。

大根の冷凍保存の仕方

大根の冷凍保存

使いきれなかったら、冷凍保存できるので安心してください。
それに冷凍する事で繊維が破壊されるので、解凍後煮物などの調理をすると、
味が早く、そしてよく染み込みます。

冷凍大根を使う事で、時短料理もできますね。

それではまず「切った状態」「おろしてからの状態」「味付けをしながらの状態」の3パターンで冷凍保存可能です。

それぞれ解説しますね。

切った状態

解凍後どのような調理方法で使うかを想像しながら、切って冷凍保存をしてください。

いちょう切り、短冊切り、輪切りなど。

まず皮を厚めにむいて好みの切り方で、切り揃えておきます。

キッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取ったら、
自身が使うであろう分量分に小分けして、
ラップで包み冷凍用保存袋で保存します。

その時保存袋の口を閉める時は袋の中の空気を抜きながらしっかり密閉してください。

これで2~4週間保存できます。

おろしてからの状態

冷凍保存する分だけの大根を、いつも通りおろしてください。

おろした大根の水分を軽く切りたいので、紙ではなくフィルターのようなキッチンペーパーをザルの上に置いて、
そこに大根おろしを入れて水分を軽く切ります。

あとはそのまま冷凍保存用袋に入れて冷凍するのですが、空気を抜きながら平らに広げてそして金属のバットの上に置いて、早く凍るようにします。

私はその時に菜箸で袋の上から、縦に均等に3等分するように押さえて筋を入れておきます。

そうする事で次使う時に、欲しい分だけ板チョコみたいにパキッと割って取りやすいからです。
これで2~4週間保存できます。

味付けをしながらの状態

味付けをしながらというのは、煮物で使う前提で合わせた調味液に浸けて冷凍する事です。

煮物をする前提なので、その調味液ごと冷凍のまま鍋に入れて、使うことができます。

冷凍しているときに味も染み込みますし、解凍後鍋で煮込む事で味も染み込みやすいので調理時間の短縮にいいですね。

このあわせ調味液の割合ですが、どんな煮物にも合うように薄めに合わしておきます。
水大さじ3杯、しょう油大さじ1杯、酒大さじ1杯、みりん大さじ1杯くらいでいいです。

これで1~2週間保存できます。
できるだけ早く調理して、食べてくださいね。

ほかの野菜にも言える事ですが、余りにも長期間冷凍保存したものや、
冷凍庫内で袋が空いて乾燥してるもの、変色しているもの、
調理して味見をした時の味がおかしなものがあれば、迷わず破棄してください。
あなたやあなたの家族のためです。

その他の野菜の保存の仕方は、こちらで解説しています。

【野菜の保存方法】室温?冷蔵庫?冷凍庫?これを見れば全てがわかる

以上最後まで読んでいただきありがとうございました。

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山下 景史

調理師&料理家として37年以上の豊富な経験を持ち、居酒屋・食堂経営から雇われでカフェ店長まで、様々な仕事を経験。簡単かつおいしい料理レシピの提案と調理に役立つヒントを積極的に発信しています。大阪市内に在住し、家族は妻と可愛いい8歳の娘との幸せな時間を大切にすることが最優先!料理を通じて人々との素晴らしい“食の旅”を共有することに喜びを見出しています。

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